白いトウモロコシ(木野シャイニングコーン)を紹介

農畜産物

 北海道の夏から秋に出回るおいしい食べ物の代表格として、トウモロコシがあります。このトウモロコシ、いわゆるトウキビですが、普通のトウモロコシは黄色い粒ですよね。ところが、北海道音更町では白い粒のトウモロコシが生産されており、同町の名産品になっています。白いトウモロコシの味ってどんな味なんだろう?って思っている方や、十勝らしい農産物をプレゼントしたいけど、ジャガイモとか豆以外に何かいいものないかなとお悩みの方のために、今回、音更町木野地区で生産されている白いトウモロコシを御紹介します。

白いトウモロコシ

 音更町木野地区では、白いトウモロコシが栽培されており、このトウモロコシには、木野シャイニングコーンホワイトというJA木野のブランド名が付いています。白いトウモロコシの主な品種としては、「ホワイトショコラ」や「雪の妖精」があります。

  ネットで調べると、「ホワイトショコラ」は、ヴィルモランみかど株式会社が開発した品種、「雪の妖精」は、株式会社トーホクが開発した中早生のF1(一代雑種)品種のようです。

 JA木野のホームページによれば、木野シャイニングコーンは、糖度18度とメロンよりも甘く、生でも良し、ゆでても良し、焼いても良しと三拍子そろったトウモロコシとのことです。また、畑でとれたてのトウモロコシは熱を持っているため、同JAの施設にある真空冷却装置により、トウモロコシを一度冷やしてから選果場へ持っていき、X線検査装置を使って皮をむかずに先端に実の入っていないとうきびを見分けているとのことです。すごい・・・!

スーパーで販売されていた「木野シャイニングコーン」

 音更町にあるスーパーハピオJA木野に隣接)で、この白いトウモロコシが販売されていたので、一本、買ってみました。中身の色が見えるように包装されており、身は確かに白いです。

ゆでた状態と食べてみた感想

 レンジで5分加熱して食べてみることにしました。アツアツのトウモロコシをレンジから出すと、やはり身は白いままであり、普通の黄色いトウモロコシに比べてコーンの皮が少し柔らかい感じがします。でも、一粒一粒のコーンにはしっかりと身が入っていて、黄色いトウモロコシと同じようにコーンを指で取って食べることができます。

 少し塩を振って食べてみると、トウモロコシの風味が口いっぱいに広がり、甘くておいしく、正に色も味も「輝き」のシャイニングコーンでした。おいしい~。生でも食べられるそうですが、「そうだ。生でも食べられるんだった」と加熱してから気づいたので、今回、生で食べた感想は書けませんでした。

 

まとめ

 木野シャイニングコーンは、とてもおいしいトウモロコシでした。このシャイニングコーンは、JA木野から各地に出荷されており、音更町のふるさと納税返礼品にもなっています。栽培管理に苦労しながら、こんなおいしいトウモロコシを生産されている農家の方々に感謝感謝です。ありがとうございます。どこかのお店で、この白いトウモロコシが販売されていたら、皆さん、是非、買って食べてみてくださいね!

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