十勝の花の見どころ 鈴蘭公園

その他

 音更町に鈴蘭公園という公園があります。ここは、帯広近郊の桜の名所として有名です。今回は、十勝の花の見どころをお探しの方のために、この鈴蘭公園を御紹介します。

鈴蘭公園の概略

 鈴蘭公園は、国道241号線を帯広市から音更町方面へ向かい、十勝大橋を渡ってすぐ左側のセーコーマートがある交差点を左折し、坂を上っていくとあります。

 スズランをはじめとして、春には桜の名所として知られており、緑が豊かな公園です。多くの木々がありながら、見渡しがよい明るい園内は、散策する人も多く見られます。国道から見上げると、こんもりとした森に見える公園からは、眼下に十勝大橋と帯広方面を見渡せます。南の帯広市側と東の八幡宮側の2か所に入口があり、入口横に駐車場とトイレが設置されています。

 音更町のHPなどによると、大正15年(1926年)に当時の帯広町(現在の帯広市)と音更村(現在の音更町)が組合を作り、その組合が鈴蘭公園(当時の名称は「音更公園」)を開園した模様です。

 その後、戦時中に公園が荒廃したことから、昭和30年代に帯広市によって復興整備され、平成元年(1989年)に帯広市から音更町が管理権の全面委譲を受け、現在に至っているとのことです。

鈴蘭公園の桜

 令和5年(2023年)は、帯広で4月20日に桜が開花しており、平年より12日早く、統計史上、最も早い開花だそうです。鈴蘭公園は、帯広市に近接しているので、開花状況は帯広市と同じくらいだと思います。公園内には多くの桜の木があり、公園全体がピンク色になっていましたが、撮影した日は、もう花は散りつつある状態でした。

 桜の開花時期の夜は、毎年、地元の商工会の方々の手で夜桜がライトアップされます。

まとめ

 鈴蘭公園は、十勝川をはさんで帯広市の対岸にありますので、桜の開花時期に帯広を訪れた方は、ちょっと足を延ばして鈴蘭公園にも来てみてはいかがでしょうか。

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