十勝の冷凍枝豆を徹底解説

加工食品

 十勝では、芽室町や中札内村などで枝豆が大規模に生産されており、JAめむろやJA中札内村では、冷凍枝豆を製造・販売しています。枝豆好きで枝豆を極めたいと思っている方や、贈答品にする枝豆を何にしようかとお悩みの方のために、今回、十勝の六つの冷凍枝豆商品を御紹介します。これでお好みの枝豆を選べること間違いなしです。

極(JAめむろ)

 JAめむろが販売する「極」という商品です。袋の表示からも、極めつけでおいしいというようなイメージが伝わってきます。製造しているところは、同JAが設立したジェイエイめむろフーズ株式会社です。

極

 袋から中身を取り出して解凍したところです。一つのさやに豆がしっかりと入っています。食べてみると、獲れたての枝豆をゆでたような濃厚な風味がして、正に「極」という感じがしました。

令和タマフクラのえだ豆(JA中札内村)

 JA中札内が販売する「令和タマフクラのえだ豆」という商品です。袋には、収穫から3時間以内で加熱処理し、-196℃の液体窒素で瞬間凍結した旨が記載されています。

 袋から中身を取り出して解凍したところです。タマフクラさん、まず豆がでかいです!食べてみると、食感はプリっとしていて、味はあっさりした飽きのこない味でした。とにかく豆が大きいので、食べごたえがあり、口と皿を手が往復する回数が少なくても「枝豆食べたど~」という気持ちになります。

タマフクラ

えだまめ(JAめむろ)

 JAめむろが販売する「えだまめ」という商品です。「極」よりは少し安いです。

えだまめ

 袋から中身を取り出して解凍したところです。「極」よりは、全体的にやや小ぶりです。ところがどっこい、食べてみると「極」とほぼ変わらない濃厚な味がしました。

そのままえだ豆(JA中札内村)

 JA中札内が販売する「そのままえだ豆」という商品です。袋には、-196℃の液体窒素で瞬間凍結した旨が記載されています。同JAのホームページによると、「大袖の舞」という品種の大豆を原料にしているようです。

えだ豆

 袋から中身を取り出して解凍したところです。外観は普通の枝豆という感じで、JAめむろの「えだまめ」とほぼ同じような感じです。食べてみると、少しプリっとした食感がして、あっさりとした味がしました。ビールが進みます。

そのまま黒えだ豆(JA中札内村)

 JA中札内が販売する「そのまま黒えだ豆」という商品です。袋には、「そのままえだ豆」と同じく、-196℃の液体窒素で瞬間凍結した旨が記載されています。同JAのホームページによると、「いわいくろ」という品種の黒大豆を原料にしているようです。

 袋から中身を取り出して解凍したところです。「そのままえだ豆」よりは大きい感じがします。食べてみると、食感は「そのままえだ豆」と同様ですが、味は、よりあっさりしているような感じを受けました。だから、袋にも「あっさり塩味」と記載されているのでしょうか。

黒えだ豆

そのままえだ豆:テトラ型袋入り(JA中札内村)

 最後の商品は、JA中札内が販売する「そのままえだ豆」のテトラ型袋入り商品です。この形を見ると昔の牛乳パックを思い出します。学校給食の牛乳が瓶からテトラパックになったときは、そのままストローで刺して牛乳を飲めることに感激した記憶があります。最近は、コンビニでもテトラ型容器に入ったおつまみなどが販売されているのをよく見かけます。

 こ

テトラえだ豆

 解凍して袋を開けたところです。パッと開けてすぐに食べることができますので、非常に便利です。

まとめ

 6商品(中身は5商品)を紹介しましたが、結論から言えば、どの商品もとてもおいしいです。全体的にJAめむろの商品は濃厚系、JA中札内村の商品はあっさり系という感じがしました。

 ビールと枝豆をこよなく愛する私としては、地元産のいろいろな枝豆をいつでも手軽に食べることができて、この十勝で暮らしていて良かったと、つくづく思います。生産者の皆様、関係者の皆様、おいしい枝豆を生産していただき、ありがとうございます。ごちそうさまでした。

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