十勝の絶景スポット 道東自動車道の十勝平原SA

その他

 昨日、札幌方面へ向かう所用があり、道東自動車道を利用しました。この道東自動車道の芽室インターチェンジから札幌方面に向かって2㎞ほど走ると、十勝平原SA(サービスエリア)があります。十勝らしい景色をお探しの方のために、今回は、この十勝平原SAを御紹介します。

SAから見える景色

 撮影した日は天気が良く、日高山脈に見える残雪の白と、空の青、畑の緑がマッチングしていて、とてもきれいでした。実際には、この写真よりも、もっと山が大きく雄大に見えたのですが、私に撮影の腕がないため、防風林の方が大きく映ってしまいました。

 この日高山脈によって、山の西側(富良野方面)から迫る雪雲がほとんどブロックされ、冬は「十勝晴れ」という晴天が続きます。ちなみに、畑にある緑色の作物は、十勝の代表的作物の一つである秋まき小麦です。こうした畑が日高山脈のふもとまで、ず~っと続いています。

 遥か遠くに山々の連なりが見えて、そのふもとまで畑が広がっている景色が見られるところは、日本、いや北海道でも、十勝だけだと思います。

案内ボード

 日高山脈の撮影スポットには、山々の説明ボードが設置されています。このときは、東からの日の光が反射して、うまく撮影できませんでした。

 日勝峠の場所も示されていました。今は道東自動車があるので、札幌方面に行く場合でも日勝峠を通らずに行けますが、昔は車で札幌に行こうとすれば、通常ルートとしては必ず日勝峠を通らなくてはならず、冬の日勝峠で随分怖い思いもしました。傾斜は急だし、標高は高い(1,022m)し、大型トラックは多いし、道は圧雪アイスバーンの連続だしで、ホントに冬は怖い峠でした。植生環境から見れば、本州の標高3,000m級に匹敵する環境だそうです。

売店

 駐車場の横には、売店が設置されており、牛乳のほか、ソフトクリームやコロッケなどが販売されています。また、敷地内にはドックランもあります。

 

まとめ

 十勝の雄大さを実感できる絶景スポットは、十勝管内に何か所かありますが、わざわざ行くのではなく、走っているついでに絶景を見ることができる場所として、この十勝平原SAをお勧めします。

 4~5月の北海道は、まだ寒いときもありますが、日差しが少しずつ増してきていることを実感しながら、日高山脈を眺めつつ、売店で買った十勝らしいグルメを味わうと、ささやかな幸せを感じること間違いなしです。

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